
北陸での水中点検:先進技術がもたらすインフラ点検の新時代
先日、北陸へ水中点検に行ってきました。目的地まで約650kmの道のり。軽バンに水中ドローンや空撮機材を詰め込み、広島から一路北上。普段は関東方面での点検業務が多いため、北陸は意外と近く感じます。
今回の点検では、 水中ドローンによる橋脚点検*に加え、 空撮ドローンを活用した橋梁点検、そして ロボットによる斜張橋ケーブルの自動点検 も予定されていました。従来の点検方法では、橋脚は潜水士が水中に潜って確認し、橋梁は点検者が高所作業でチェック、ケーブルはロープワークでの目視点検が一般的でした。しかし、今回は すべての作業が最新技術によって実施 されるという画期的な試みとなりました。
現場では、3種の機材が同時に稼働。水中ではドローンがスムーズに橋脚の構造を確認し、空中ではドローンが橋梁の細部を高解像度で撮影。そして、斜張橋のケーブルを自動走行するロボットが、表面の劣化や異常を細かく分析。人が危険を伴う作業をせずに、より精密なデータを取得できるこの光景には、 点検の未来を感じずにはいられませんでした。
*守秘義務により機材の画像のみ公開しております。
全国どこでも対応可能な点検サービス
弊社では広島を拠点に 水中ドローンスクール を運営しており、これまで多くの受講生が実践的な技術を学んできました。水中ドローンは橋脚やダム、港湾施設の点検に適しており、作業の効率化と安全性向上を実現します。
また、弊社の点検サービスは 全国どこでも対応可能。北陸だけでなく、関東、関西、九州など様々なエリアでの水中点検を行っております。さらに、赤外線ドローンによる建築物や太陽光パネルの点検、物流ドローンを活用した物資輸送 など、幅広い技術を駆使したサービスを提供中です。
インフラ点検の新しい選択肢をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。先進技術の力を最大限に活用し、より安全で効率的な点検を実現します。